風船を内側から眺めよう

ボウリングで 155 を出すようなそれなりに見える一日。
冷蔵庫と戦う電気掃除機に勝ち目はないなんて、あなたに意味不明なことを言って煙に巻く。きっと箒とチリトリなら五分五分だろう。


僕は車は持っていない。コンバインで刈って炊飯器で焚いた米よりも嵌釜で炊いた飯を好む。少なくともオーブントースターよりもチェーンソーの方が好きだ。
パンパンに張った薄い壁の内側の乾いた張り詰めた空気。それを破って外に出たら、何が見えるのかな。勇気が欲しい、なんて、どこかの歌みたいなことを思う。そのための道具にはなにが良いだろうか。
トラクターに乗ろう。あの村の老婆みたいに、孫を耕して先に進もう。それを厭わない野蛮な強さと、人の痛みを知らない大人の術に抗わない、蒙昧な感性が欲しい。

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