「ひぐらしのなく頃に 奉+」に楽曲提供しました

2022年1月28日より、 07th Expansion さんが頒布されている「ひぐらしのなく頃に 奉+」に、再び楽曲提供しております。

初出からはもう20年ということで、おめでとうございます。

会社勤めとの折り合いをつけられず、自分のウェブサイトをまともに更新できなくなってから早くも20年、このような機会で定期的に思い出していただけるというのは光栄なことだと思っています。

2014年の音源差し替えについては、ポジティブ・ネガティブ両方のご意見をSNSやメール等で100件以上いただきました。英語圏・フランス語圏からもたくさんのご連絡があり驚きました。

音源製作者としては、「初期作品で問題になっていた音割れを解消する」必要があると感じ、良かれと思って作曲時のシンセで再生した音源をそのままお届けしました。
ただ
「小奇麗になってしまい、ダイナミズムが失われた」
「恐怖シーンを怖いと感じられなくなってしまった」
「音色違いに違和感がある」
というご意見が国を問わず多かったことから、ゲームとしてのマジックが発生した組み合わせを十分に理解できていなかったのだろうと思います。

それらの反省から、今回は2021年1月に 07th expansion 様にご相談し、特に違和感の大きかったと思われる Fascism と Lie Lies-Lies Lie の2曲について、ゲームの雰囲気を最大限に生かすという観点で dai さんの監修を受けながら、昨年の春から夏にかけて新規に録音を行いました。

ゲーム全般を遊ぶ習慣がなく、この作品も自分では遊んだことがなかったので、こうあるべきという点が分かっていなかったのかも知れません。何度も再アレンジ・リテイクとなり、本当はもっと多くの曲を改善したかったのですが、時間の制約と自身の力不足で叶いませんでした。

その結果、今回の収録内容は以下のとおりとなっています。

曲名/ファイル名状態
Dancers #12009年録音、2014年リズムトラックを新録音に差し替え+リマスター
Dancers #52009年録音、2014年リマスター
Dancers #72009年録音のパッドの一部を使用、2014年に大部分を新録音に差し替え+リマスター
Dawn2009年録音、2014年リマスター
Days of children #32009年録音、2014年リマスター
Fascism2021年、新アレンジで再録音
Gear2009年録音、2014年リマスター
Lie-lies lies-lie2021年、新アレンジで再録音
Meditation #12009年録音、2014年リマスター
Rainy days2014年新録音
Snow #3 “First snow”2009年録音、2014年リマスター
Snow #4 “Frozen to death”2009年録音、2014年リミックス+リマスター
Sunrise2009年録音、2014年リマスター (曲のテンポや伴奏がMIDI配布版とは変わっています)
Tell a thing2014年新録音
Theme of owner2009年録音、2014年リマスター
ひぐらしのなく頃に 奉+ 提供曲のステータス

本当に原作そのものの雰囲気を出すには、原作で使用されたという WinGroove とそれが動くマシンを何とかして手に入れるしかないのでしょうが、可能な限りのベストは尽くしました。

作品を手に取られる皆様のお気に召しましたら幸いです。

なお、将来のnerve(雑音空間)でのオーディオ配布では、リテイク中にゲームの雰囲気とは合わなかったアウトテイクなども含め、ダウンロード可能な状態にする予定です。

「ひぐらしのなく頃に 奉」に楽曲提供しました

2014/8/17(日) コミックマーケット86 3日目に出展される 07th Expansion さんが頒布される「ひぐらしのなく頃に 奉」では、過去のシリーズ全作をとりまとめ再収録されています。

その中のいわゆる旧原作の出題編部分で、ありがたいことに10年経った今回も僕の曲を15曲ほど使っていただいています。
原作公開前後はこちらが長期出張中だったこともあり音源提供を全くサポートできず、不躾ながらサイト上で配布していた MIDI ファイルから音源を起こして収録いただいたという経緯もありましたが、今回の機会に全曲を2009年~2014年に新録・リマスターした音源に差し替えていただきました。

その後、2009年には「ひぐらしのなく頃に」のフランス語版 “Le sanglot des cigales” への曲提供のお話があり、その際に一度音源を作り直した作業がありました。

しかしまた5年が経つと、粗も見えてきたり音の好みが変わっていたりするもので、今回も結局全部の音源に何らかの形で手を入れた形とさせていただくようお願いしています。


曲名/ファイル名状態
Dancers #12009年録音、2014年リズムトラックを新録音に差し替え+リマスター
Dancers #52009年録音、2014年リマスター
Dancers #72009年録音のパッドの一部を使用、2014年に大部分を新録音に差し替え+リマスター
Dawn2009年録音、2014年リマスター
Days of children #32009年録音、2014年リマスター
Fascism2009年録音、2014年リマスター
Gear2009年録音、2014年リマスター
Lie-lies lies-lie2009年録音、2014年リマスター
Meditation #12009年録音、2014年リマスター
Rainy days2014年新録音
Snow #3 “First snow”2009年録音、2014年リマスター
Snow #4 “Frozen to death”2009年録音、2014年リミックス+リマスター
Sunrise2009年録音、2014年リマスター (曲のテンポや伴奏がわずかに変わっています)
Tell a thing2014年新録音
Theme of owner2009年録音、2014年リマスター

今では絶対に使わないような音の組み合わせを使っていて、なぜこんなに調整しづらい作りなのだろうかと思うことが何度もありました(Meditation #1 などは、ちょっとどうかしています)。

雰囲気はなるべく変わらないように注意して作業しましたが、それでも音色が違うのでいくつかの曲を別物と感じられる方もあるかもしれません。

ともあれ、この辺りの曲を録音しなおすのも今回が最後ではないかと思いますので、作品の雰囲気を作る一助となり、手に取られる皆様のお気に召しましたら幸いです。


07th Expansion 様公式: 07th Expansion

07th Expansion 様特設サイト: 「ひぐらしのなく頃に 奉」

M3-2011秋に楽曲参加します

他でも告知していましたが改めて。

音楽同人即売会 M3-2011秋 にて「音屋FES」名義で頒布されるCD「音屋FES祭-Matsuri-」に新録楽曲で参加させていただくことになりました。

参加名義の「音屋FES」とは、WEB上で長らく音楽素材の配布を行ってきた音楽素材屋による、音楽素材界隈を盛り立てようとするイベント、は普段素材を利用してくれている方へ向けた感謝祭としての活動をする際の団体名です。今回は27名参加の27曲オムニバスインストCDの頒布を行います。(CD-RではなくブックレットもあるプレスCDです)

全員が別々の「祭」をテーマに今回向けに新録しています。それこそ本職の方も多数参加しておられるので、なかなかすごいものが上がってきているようです。よろしければイベントにご来場いただき、試聴だけでもしていただければと思います。

●音屋FES 祭-Matsuri- 公式サイト

http://www.otoyafes.com/

●イベント概要

【 名 称 】 M3-2011秋<第28回即売会>

【開催日時】 2011年10月30日(日) 11:30~16:00(予定)

【 会 場 】 東京流通センター(TRC)第1展示場、第2展示場

【 内 容 】 自主制作の音楽/映像作品/音響/サウンドコラージュ/放送劇/同人ソフト等の即売会(CD試聴スペース、映像上映スペース、企業スペース併催)

【入 場 料】 1,000円(予定:カタログ代含む)

※ただし企業スペースは入場無料です

【 URL 】 http://www.m3net.jp/
なお、古巣の吉田音楽製作所もサークル参加するようで、詳細が近日中には公式サイトに出るのではないかと思います。併せてご覧いただけますと幸いです。

http://kitchon.web.infoseek.co.jp/

エフェクター作りました: Dark-Boost/Upper-Octave Fuzz

また自作ファズ日記です。

前に作ったファズ Really Nice Guy は奇妙すぎたからか、あまり大勢の人がほしいとは言ってくれませんでした。

自分では気に入っていてもそれはちょっと寂しい話なので、前回よりも普通の音楽に使えるようなファズを作ろうと思いました。

今回のテーマはこんな感じです。

  1. ピーピーキャーキャー言うオクターブファズとモーモー言うブーミーなファズをスイッチで切り替えられる
  2. ペダルのゲインやギターのボリュームを絞れば鈴鳴りクリーン程度まで歪みを押さえられる
  3. ブースターとして使った場合、アンプがぶっ飛ぶくらいのブーストができる
  4. リードを弾いたら、オクターブファズのアッパーオクターブ音がハイポジションではそれなりに満遍なく出る
  5. オクターブファズモードでコードストロークをしたら、ブチブチと、ぐっちゃぐちゃに飛び散るような暴虐な音が鳴る

検討の結果、こんなペダルが出来ました。

FET+ゲルマニウムトランジスタ+シリコントランジスタの3石ファズです。

変なクリップをさせるためにダイオードを5個(シリコン×3、ゲルマニウムとLED1個ずつ)も使っています。


◆アルペジオとコードストロークのデモ


◆リードトーンのデモ


いかがなものでしょうか。

正式名称はまだありません。

ご感想頂けると喜びます。

エフェクター作りました: Really Nice Guy (Fuzz) – その3

しつこく自作ファズ日記です。

今までは、内部のスイッチで切り替えできるダイオードをオフの状態で出せる3種類の音を使っていました。

今日のはダイオードをオンにして使っているので、また別の3種類のサウンド(ノイズ)を切り替えられます。

なんか英語でしゃべってるのは、この手のが好きな人ばかりが集まっている外国のエフェクター改造フォーラムでの質問に対する返事なのであまり気にしないでください。


このペダルの動画シリーズはこれでとりあえず終わりです。

もしこんなエフェクターがほしい人がいたらお声がけください。

エフェクター作りました: Really Nice Guy (Fuzz) – その2

昨日の動画で使いこなすのが難しそうと言われたので、音程のある曲っぽいものを演奏してみました。一応それっぽくはなってます。

ChapterhouseのTシャツを着ているのにシューゲイズせずに、Radioheadのあの曲のイントロっぽいフレーズです。

動画の最後は特に曲ではない何かを単音弾きしてますが、あまり気にしないでください。

これも昨日のと同じ3種類の音色を使っているので、残り3個はまた次回。

多幸感なんか何も作れなくていいけれど、それこそ餞か弔いか、世界の終わりか何かを醸しだせたら、それもまた自分の生き方と社会に対する爪痕としてよいのではないでしょうか。

エフェクター作りました: Really Nice Guy (Fuzz) – その1

一体どんな音楽に使うのが適しているのかわからないような、どこか遠くの方でギターは弾いているようだがほとんどノイズしか聞こえない、弾いたのと関係のない音程が色々と鳴るエフェクターを作りたいと思いました。

数年前、Doug Deeper という異才が mid-fi electronics というハンドメイドエフェクターブランドを立ち上げました。

かつてはそこに Random Number Generator という、ノイズ・ランダムアルペジオ・ファズとしか言いようのない、不可思議なエフェクターがありましたが、だいぶ前に廃番になり入手が出来なくなってしまいました。

今回は作者の好意でご提供いただいた回路図を参考に、独自のノイズジェネレータを複数盛り込み、RNGの頭文字を頂いて Really Nice Guy という名前のエフェクターとしました。

まだ自分自身使いこなせていませんが、6系統の音色が出るうちの、前半3系統を使った試奏動画を作ってみました。

残り半分の音色を使うよう切り替えるには裏ぶたを開ける必要があるので、また別の機会に作ろうと思います。

ライブ告知など

今週末20日(日)に京大・吉田寮で古巣のサークルが主催するライブに出させてもらいます。

なんと五年ぶりです。

「餞(ハナムケ)」という名義で、長年ギターボーカルの相方だった元運輸大尽氏と二人で、出演は14時50分からの予定です。

フォークソングを抽象的に再解釈し、分解して寄せ集めたような曲をやります。

500キロ向こうに住んでいる上に予定外のトラブルが重なり、新曲と新アレンジばかりなのにまだ一度も合わせてないというかつてない無謀なチャレンジですが、会場にもお客様にも失礼のないよう、何とかなると信じて頑張ります。

よろしくお願いします。

【機材売ります】結果

先日色々機材処分と言っていた件ですが、次のように譲り先が決まったので、後ほど個別に連絡します。


譲り先が決まったもの

  • BOSS DD-5 Digital Delay + FS-5U Foot-SW + 30cmケーブル
  • BOSS CS-3 Compression Sustainer
  • YAMAHA DX7 (初代)
  • BOSS FZ-2 Hyper Fuzz
  • MOTU Micro Express

【希望者なし】

  • Roger Mayer VOODOO-BASS (現行版)
  • Danelectro Free Speech (トーキングモジュレーター+マイク+ホース)
  • Danelectro Spring King (バネの入ったスプリングリバーブ)

この辺はそのうちオークションか何かで売るか、誰かうちに来た人とかに気が向いたときにあげるかも知れません。

2010年吹コン課題曲Vはどんな曲なのか?

吹奏楽連盟会報「すいそうがく」182号、

2010年度吹奏楽コンクール課題曲V 「吹奏楽のためのスケルツォ 第2番《夏》」 作曲者 鹿野草平氏自らの曲紹介から抜粋。


・インスパイヤされた作品について

冒頭から練習番号[9]の1小節前は、近年流行の「電波ソング」と呼ばれるヴォーカル作品、特に2007年の神前暁氏の制作による4人の女声のための作品を、自分の音楽によって翻訳したつもりである。

これは……!

課題曲なのにスネア以外のありとあらゆる打楽器勢揃い+フルのドラムセットという編成も目を引く。暴力的な程の激しい曲想だとも聞く、何かしら凄そうな曲。譜面を見てみたい。


とりあえず、これを機会に神前さんに課題曲の委嘱フラグが立てばよいなと思いました。

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