無いものねだり

収入の話をされると毎年耳が痛いけれど、食うに困らず暮らせているし、酒を減らせばすぐに貯金もできるのだ。定年を過ぎて生きている自分の姿は想像できないけれど、少しくらい将来のことも考えた方がいいように思う。
人一倍劣等感が強いので、どの方面でも誰よりも優れていないと自分を認めるわけにはゆかない。しかし実際には誰にも何も敵ってすらいなくて自分でやる気を削いでしまっている。
新たな知識を得たり、初めての経験が出来たり、自分の伸び代を評価してもらえる機会があることは幸せなことだ。走って行く先が見えなくとも、足元に地面があるのは幸せなことだ。
たまには積極的に人に評価されるための努力をしてみようと思う。いわゆる型にはまり、同じ規格の中でどれほど優秀であるかを競ってみるのも悪くないのではないか。既存の概念を超えた発展は、いつも既存の概念を完全に網羅した末に生まれるものだし、出口がないという言葉は、全ての外壁を破る努力の後に口にすべきものだ。
来週は米国。

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