それは高くて遠い滝のようで

うちからほんの50mほどのところに薬局が出来て薬剤師を募集している。

あと何年か前に開店していたなら、きっと僕と僕らの人生はまた何か違っていただろう。

何年か前に Walking Tour という FLASH が流行った。

http://www.geocities.jp/saparan/walkingtour.html

当たり前のようにそこにいる人と、当たり前のように話せるのは、同じ歩幅で同じ方向に歩いてくれているからで、どちらかが足を止めたり方向がずれたりするとすぐに見失ってしまう。

Life is like a river と世に言うけれど、川なら泳いで戻ればいい。

でも本当はいつかのタイミングで、あの世界遺産の高い高い滝のように、滝つぼに落ちる前に霧になってばらばらに空に舞って離れていってしまう。あざなえる縄が解けたら片方だけになるのかもしれない。

全部僕が悪いとしても、全部自分の責任で何とかする。諦めるのではなく受け入れて、それでもなお最善を尽くす。まずはそこから償っていこう。