1日平均200通来るメールの9割以上がSPAMだったのでベイジアンフィルタを導入してみたところ、これが効果覿面だった。
ちなみに、ここ1週間のメールの受信状況はこんな感じ。15日に導入してから若干数日で急速に学習が進み、SPAMの検出頻度が高くなっているのが見て取れる。こうやって図表化してみるとなおさらS/N比の悪さが際立つ。
海外のレンタルサーバを契約していたので、よく連絡メールをSPAMと間違って削除することが多かったのだけれど、今後はそういうことも稀になりそうだ。
危なかった。
何気なくメインマシンで Windows Update を行い、ついでにマザーボードのチップセットドライバとアプリケーションアクセラレータをバージョンアップしたら二度と再起動しなくなった。セーフモードでも起動しないどころかブートストラップ直後でエラーメッセージも出さずに落ちてくれる。通常の Windows の修正では駄目だったので、in-place upgrade に取り掛かる。この糞忙しい時に!
今度やる時のための覚書のつもりで記録しておく。
このマシンは元々音楽専用のつもりで作ったもので、IRQ の割り当てがシビアなカードやドライバのインストール時にクラッシュする可能性が高い機器が多い。実際、まず普段の使用状態で試してみたところ機器の認識の途中で落ちた。
とりあえず USB 機器は全部外して、Cubase のドングルとパラレルの MOTU MIDI を外し、異常に固く入っていた RME 96/8 PST の PCI カードを抜く。とりあえずそれでインストール自体は出来た。しかし再起動すると Windows 2000 ロゴ画面でプログレスバー 55% あたりでクラッシュ。ブルースクリーンに STOP 0x0000007B INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE と表示され一瞬 HDD がクラッシュしてしまったのかと思い非常に焦る。しかし BIOS では認識されているし、こんなこともあろうかと用意していた KNOPPIX でブートドライブの中身を確認したところ正常に読めた。何だ?
2 時間くらい考えて、やっとそのマシンは電源管理をACPI ではなく APM に設定していたということを思い出した。in-place upgrade でも、Windows CD-ROM を投入した瞬間に F5 連打 → Hardware Abstruction Layer 選択で Standard PC を選ぶという作業が必要だったのだ。ということでもう一度最初からインストールのやり直し。1 時間半に亘り延々とドライバの再インストールとアップデートパッチを当てて再起動を繰り返し、5 時にやっと復旧が完了した。
今回、2004 年 2 月分までのパッチは統合インストール用 CD-ROM をマイクロソフトから入手していたのでまだ作業は簡単だったにも関わらずこの手間。今からやっと昨日分の仕事に取り掛かれる。
先日 USB 2.0 と IEEE1394 のインターフェイスボードを増設するために、メインのマシンをラックから外し、作業後に元の位置に戻した。その際に、以前は隣のマシンと 3 cm くらいは間隔を空けて置いていたのを、うっかり 5 mm ほどまでベタ寄せにしてしまっていた。メインマシンは両サイドに吸気口があるタイプなので、片面がふさがれた分換気性能が悪くなり、今の CPU 温度はアイドリング状態でも普段より 5 ℃程高い 51.5 ℃。
こんな少しの空力的変化に影響される程度のものだとしたら、もしもある日 CPU ファンが停まってしまったりしたらどうなるんだろう。やはり炎上するのだろうか。恐ろしい。