近況とお詫びと遠望

思うところがあり近々に転職しようとしていたのですが、数年かかる治療のため、一旦全ての動きを中止撤回したのでご報告します。

今回はあちらこちらからお声をかけていただき、様々な所に散らばった学生時代の人脈等も頼らせていただきましたが、結局ご尽力を形にしてお返しすることが出来ず申し訳ありませんでした。

昨年末、食事が取りにくいほど顎の関節が痛い事があり、睡眠の品質も悪化してきていました。去年の12月に歯医者に行ったところ口が18mmしか開かなかったので、顎関節症の治療を始めました。スプリントと呼ばれるマウスピースをはめたり、関節円盤を移動させる処置をするなどして半年ほど治療していました。口はある程度開くようにはなったものの、顎の位置が変わり噛み合わせが悪化して、気分や体調が悪くなった旨伝えたところ、7月から口腔外科から矯正歯科に移ることになり、このほど治療計画が示されました。まだ治療開始の決断はしていませんが、今後のおおまかな予定は、

  • 1年~1年半かけて鶴見大学附属病院に通い歯列矯正を行う
  • 矯正がある程度進捗したら横浜労災病院で下顎の位置を移動させる手術を行う
  • 手術後、半年~1年半かけて鶴見大学に通院し最終矯正を行う

ということで、半月程度の入院や数ヶ月固いものが食べられない生活を送りつつ、全治は約3年というところでしょうか。

顎の破壊的再構築といった感じで、下顎の骨を両側で切り、適切な場所に移動させて、上顎と下顎の歯を矯正のワイヤー同士で縛り、閉じたまま数週間固定するんだそうです。経験者は死ぬほど痛いと言うそうですが痛みには強いので大丈夫でしょう。EINSTURZENDE NEIBAUTEN と MATMOS でも聞いて頑張ります。

顎の治療がこんな大事になるとは思っていなかったので、健康で文化的な最低限の生活を40歳頃にも送ることができるように早めにステップアップしようとしていたのですが、完治してからになりそうです。

32歳の今ジャンプしようとするのと35歳で同じ事をするのでは、後者ではとんでもないパワーが必要になるのは知っています。しかし顎の歪みのような不安箇所は治しておいた方が、真に歯を食いしばらなければならない時にちゃんと食いしばる事が出来て、結果としては最善なのではないかと思っています。