相変わらずな夜から次の朝へ

仕事以外に興味が薄い状態のまま毎日が過ぎていく。
仕事以外で良い事も悪い事もそれほどないからだろうか。いや、やっぱりプライベートはろくでもないことばかりだ。保証人を頼まれて向こうから断られるとか、夜寝られないくらいトラブルが起きるとか、もう別に本当にどうでもいいんだけれど。
仕事で改善すべきところは幾らでもあるし、そこ以外に興味を持たないのが正しいのかも知れない。少なくとも知識は足らない気がするし、直感で正しいことを思い出せるようにならないと今以上の戦力にはなれないだろう。でもそもそも正しいって何だ?
ライトスタッフでありたいとは思う。でもその表現は人員配置をする側から見た言い方なので、本当に実働側から見て自分が活きる場に辿り着けることとは一致しない。多分上から眺めれば駒の一つがある程度すわりが悪くても気にしなくてもよいのだろう。
いい加減自分探しみたいなことは止めにしないか。
見苦しい。

乖離

思っていることをしっかり抽象化してから話すから、初めから何も伝わるはずがない。
言葉にした時点で誤解の余地が入るわけだし、そこからして理解、という言葉と矛盾している。
結論を作って肯定してもらうために、一連の説を述べて了承される。
自分を弁えた態度で話をする、というのはそういうことなんだろうと思う。
ありのままの自分を投げかける機会というのはそうあるものでもない。投げかけられる相手の負担も考えて、ギブアンドテイクの材料を用意することも必要だ。もしかするともう二度とないのかも知れないけれど。
甘えすぎの傾向がある自分を戒めて、誰かが何かを投げつけてくれるのを待っている。何も飛んでくる気配がないのは、そんなにキャパが小さいように見られているためだろうか。それとも単に下心が見透かされているだけなんだろうか。痛々しい。

暑い夏だった海と、寒い金属の街

最近どこを歩いていても下水の臭いがする。
きっと僕の口臭なのだと思い、何度もイソジンで嗽をする。
喉を切り取って洗えればいいのに。
刃物を探してもない。ツナ缶の蓋を空けて切る。
すっきりとした空気。これを吸うのは何年ぶりだろう。
そのまま眠ってしまえればいいのに。
僕がどこにも行かないとして、横には白血病の少女が寝てるとして、あとは一緒に焼いてもらった灰をあの海に撒いてもらえればそれで幸せなんじゃないのかな。

ゲシュタルト崩壊

自転車を見つめて、どうしても走りそうにないように思えて悩む。
鶏肉を買おうとして、しばらく見つめているととても食えそうに思えなくて逃げる。
自分の顔を鏡に映して眺める。どうしてもこんなのが自分ではないように思える。
ちょっと駄目なのかもしれない。

更に10年経ったとしても

僕より10歳ほど若い彼の行動を見て、今更ながら自分が昔取っていた行動が周りに与えていた痛さを思い知る。
でも今だって、本質的に何が変わったと言えるのだろうか。僕は誰かに相手にされたがっていて、何かと評価されたがっている。
部屋に入ったらその瞬間から違いを感じさせられるようにでもならなければ、きっと何も変わりはしない。そうなるまでは、やはり走り続けるしかないのだろう。きっと。

to all those transparent girls

半分忘れたはずの顔をたまに思い出す時もある。
そんな時には微笑んでくれていたことと、ただ楽しかったことしか思い出せない。
どうして一緒にいた頃、もっと仲良く出来なかったんだろうね。
僕らは何年か同じ方向を見て過ごしてきて、そしていつの間にかお互いの姿が見えなくなった。僕らはとても目が悪くて、周りに描かれた小さな円の外は見えないんだと思う。遠くから走ってきて、たまたまぶつかってくっついたり、そのまま突き抜けてったり。似たような方向に歩きながら出会ったら、しばらく並んで歩いてみたり。まだその辺にいるのかも知れないんだよね。たまに光の射すほうを横切ったら、何か違和感を覚えるのかもしれない。でもきっと気のせいなんだと思う。
何度眠っても三つ数えたら目が覚める。昨日の夢で添い寝していてくれたのは誰だったのかな。暖かい毛布が欲しい。多分、今はもうそれだけで幸せなんだと思う。

破損

ドーピング。
薬が効いている時は楽なのだけれど、切れたときの脱力感がすごい。
眠くもなるしこれで本当に仕事ができるのか。
喉が渇いているからといって、海水を飲んでいても、もっと水が欲しくなるだけだ。
明日は納品、今日も徹夜か。
もうだめだろう。誰が見ても何の成果も出せそうにない。もうだめだ。